トヨタは、日本ボッチャ協会との間でゴールドパートナー契約、日本車椅子バスケットボール連盟との間でオフィシャルスポンサー契約を締結した。
トヨタは、国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee)が掲げる「パラリンピック競技を通じて、すべての人が参加できる社会を目指す」という理念に深く共感し、2015年に「ワールドワイド・パラリンピック・パートナー」スポンサー契約を締結。この度、パラリンピック競技の認知向上や普及への貢献を目的に両団体に協賛するという。
ボッチャは、脳性麻痺などの重度障がい者も参加でき、性別・年齢・障がいの有無を超えて一緒に楽しむことができるスポーツ。また、車椅子バスケットボールはパラリンピック競技の中でも競技人口が多く、健常者リーグや大学連盟も存在するなど裾野も広い。いずれも障がい者・健常者の枠を超えて、さまざまな人に「スポーツの楽しさ」や「スポーツの感動」を広げることができる競技であると考え、協賛に至ったそうだ。
なお、今回の協賛では、チームワーク・フェアプレー・ネバーギブアップの精神や姿勢をアスリートから学びたいとの想いで、従業員による応援・運営ボランティアや販売店での競技の普及活動に取り組むほか、大会時の選手の移動支援なども検討。
トヨタはこうした取り組みを通じて、従業員の意識や行動など、身近なところから少しずつ変えていくことで、すべての人が参加できる社会の実現に寄与していきたいと考えているという。