マツダ、広島大学と「次世代自動車技術共同研究講座 藻類エネルギー創成研究室」を開設

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マツダは、2017年4月1日付で、広島大学との共同研究講座として広島大学大学院理学研究科内に「次世代自動車技術共同研究講座 藻類エネルギー創成研究室」を開設した。

「次世代自動車技術共同研究講座 藻類エネルギー創成研究室」は、微細藻類から自動車などの内燃機関の燃料となる再生可能なバイオ液体燃料を生産するために、藻類高性能化を目的としたゲノム編集技術による遺伝子実装研究および、高性能藻類のポテンシャルを最大限に引き出す最適培養環境の導出研究を目的として開設された。

マツダは、自動車などの内燃機関を搭載した移動体のエネルギー源については、将来においても液体燃料が、効率的かつ実用的な手段であると考えているそうだ。この共同研究講座を通じて、藻類バイオ液体燃料をはじめとする再生可能な次世代液体燃料の普及拡大を技術面からサポートするとともに、内燃機関においても「Well-to-Wheel(燃料採掘から車両走行まで)」という視点での大幅なCO2削減を目指して研究開発を進めていくそうだ。

エネルギー問題を根本から変える可能性を持っている研究を大学の研究機関と自動車メーカーが進めるというのは興味深い。

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