スズキ・東芝・デンソー、インドに自動車用リチウムイオン電池パック製造の合弁会社設立に基本合意

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スズキ、東芝とデンソーはインドに自動車用リチウムイオン電池パック製造のため、3社による合弁会社の設立について基本合意し、契約を締結した。

インドでは、環境への対応が重要な課題となっており、自動車の新しい燃費規制の導入も予定されている。小型車が主流のインド自動車市場においては、大衆車に適した環境技術の市場投入が求められている。

このたび、3社が合弁で設立する電池パック製造会社は、インド国内において、リチウムイオン電池パックの安定供給を実現し、インドの環境車の普及促進に対応していくとともに、インド政府が掲げる「Make in India」政策に貢献していくもの。

合弁会社は、2017年中に設立し、可及的速やかに生産を開始していく。製造する電池パックはスズキのインド製造子会社へ供給する計画。当初の設備投資額は約200億円。合弁会社の資本金は約20億円、出資比率はスズキ50%、東芝40%、デンソー10%を予定。

なお、合弁会社の設立は、今後3社で詳細について検討を進め、適用される各国競争法に基づく当局の承認等を経てからとなるそうだ。

いろいろ世の中を騒がせている東芝が40%出資している点も注目だ。

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