RANGE ROVER REBORN、 サロン・レトロモビル2017で世界初披露

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Range Rover Reborn_01

ランドローバー・クラシックは、専門技術者がパーツを調達し、全面的にレストアする「REBORN」シリーズの新たなプロジェクト「RANGE ROVER REBORN」を立ち上げ、2017年2月8日~12日にパリで開催されたクラシックカーの祭典「サロン・レトロモビル2017(Salon Rétromobile)」において、世界初披露した。

RANGE ROVER REBORNとは、希少性が高くオリジナル仕様のヴィンテージRANGE ROVERを、英国のランドローバー・クラシックから直接購入できるという貴重な機会をユーザーに提供するプログラムで、昨年の「LAND ROVER Series I REBORN」の成功を受け、始動したもの。

サロン・レトロモビル2017では、“NEW ORIGINAL”(新しくありながらオリジナルに忠実)なジャガー「XKSS」も、ヨーロッパで初めて披露された。シアーウッド・グリーンの塗装を纏った美しく魅力的な「XKSS」は、2016年11月に米国ロサンゼルスにあるピーターセン自動車博物館で報道関係者に向けて発表しており、2017年には世界中のユーザーに9台の「XKSS」を納車予定だという。

さらに、工場で初めて全面的なレストアを行ったオリジナルの「E-TYPE Series I Fixed Head Coupe」も展示された。この1962年モデルの「E-TYPE」は、フランスで登録された個人所有の車両で、オパール・ガンメタル・グレイで塗装されている。ボディ・パネルを分解して再現するだけでなく、最適なフィット感と仕上がりを確保するためにファクトリー内で組み立てを行い、オリジナルの3.8リッター・エンジンとトランスミッションを搭載し、完全な修復が施されているそうだ。

古い名車をメーカー自らがレストアして販売するというのは非常に興味深いアイデア。日本でも同様なことができないものか。もっとも、レストアに値するクルマを選定するのが難しいかもしれないが。

<主な仕様>

■カラー:バハマ・ゴールド

■エンジン:3,528cc V8ゼニスストロンバーグ・キャブレター175CDタイプ

■最大出力:132 bhp/5,000 rpm

■最大トルク:186 lb ft(251 Nm)/2,500 rpm

■4速マニュアル・トランスミッション、ロック可能なセンター・デフ

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