三菱自動車は、ウクライナにおける現地輸入販売会社であるMMCUエムエムシー ウクライナ社を通じ、同国警察向けに『アウトランダーPHEV』635台を供給するという。納車時期は2017年7月頃を予定。
今回の供給は、複数の日本企業と同国政府が締結した排出権購入契約に基づくもの。同国は京都議定書の下でのグリーン投資スキームを活用したCO2・温室効果ガスの排出量削減方針の一環として、警察車両として『アウトランダーPHEV』を使用する予定だそうだ。
グリーン投資スキームの下で車両供給を行うのは、エストニア政府向け『i-MiEV』507台(2011年10月納車開始)に次ぎ2度目。
なお、『アウトランダーPHEV』は欧州において、2013年の販売開始以降、累計80,768台(2016年末)を販売し、2016年まで4年連続で、プラグインハイブリッド車販売台数ナンバーワンとなっているという。
環境問題の対策としてのプラグインハイブリッド車導入。警察車両としてどのように使用されるのか興味津々だ。