スズキがグローバルコンパクトカーであるスイフトをモデルチェンジし、発表した(発売は17年1月4日)。税込み価格は134万3520円〜184万5720円、月販3000台が目標に掲げられている。
04年にデビューした初代からのグローバル累計販売台数が530万台を超えたスイフトは、インドで過半数を販売。続いて欧州、日本、中国の順で販売実績を残している。
新型モデルの特徴は、新世代プラットフォームを筆頭にした軽量化で120kgの車重減を実現したこと、マイルド・ハイブリッドの設定、単眼カメラとレーザーレーダーを併用したスズキ初のデュアルセンサーブレーキサポートの設定など。
パワートレインには1.2L直4デュアルジェットと同マイルド・ハイブリッド、そしてバレーノに搭載済みの1L直3ターボ(レギュラーガソリン対応)が用意されている。JC08モード燃費は最良の1.2Lマイルド・ハイブリッドが27.4km/L、1Lターボが20.0km/L。
なお、同社は目先の目標として掲げてきた国内登録車年間販売10万台を達成したことを発表した。鈴木俊宏社長は「新車効果だけでなく、営業とサービス(に力を注いだ)効果も大きかった」と振り返りつつも「まだ安定して年間10万台を続けられる実力はなく、力をつけていくことが必要。営業力、サービス力、商品力それぞれを高めていく」「2017年は10万台を超えて登録車販売の最高記録にチャレンジしたい」とした。
発表会の会場には昨日リリースされたスペーシア・カスタムZも置かれていた。