日産セレナが2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤー「イノベーション部門賞」を受賞した。
2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考は9日、東京国際交流館にて発表された。今回の「イノベーション部門賞」の受賞理由についてCOTY実行委員会からは、「比較的手頃な価格により量販されるミニバンにおいて、安全につながる運転支援システム「プロパイロット」を搭載したことは、交通事故のない社会を実現するための一歩として大いに評価できる。また、デュアルバックドアやハンズフリースライドドアなどの装備についてもイノベーティブであると判断した。」とのコメントがあったそうだ。
「セレナ」ならびに同車に搭載された自動運転技術「プロパイロット」は、2017年次「RJCカーオブザイヤー」および「RJCテクノロジーオブザイヤー」も受賞しているが、今回の日本カー・オブ・ザ・イヤー「イノベーション部門賞」の受賞は、「プロパイロット」があらためて評価されたものと考えているそうだ。
自動運転を大衆車に導入した功績が評価されたと思われる今回の受賞。今後のシステムの熟成を楽しみにしたい。