日産が追浜工場で完成車のEV牽引搬送に取組む!! 台車にHICASを装備。
日産自動車は本日、同社追浜工場で、電気自動車のリーフを 使って車輪付きの台車完成車を載せ、完成車置き場まで無人搬送する取組みを行っていることを報道陣に公開した。組み立て工場ラインオフから駐車プールま で、1.4kmの道のりを自動運転する。1回あたり3台の完成車を、リーフに連結された3基の台車に搭載して運ぶ。搭載と荷下ろしは人が行う。台車には四輪操舵システムの「 HICAS」を装備しており、回転性能を向上させている。
2015 年6月からスタートした、この取組みを2019年度には追浜工場で本格稼働させ、同年末には国内の他工場へ展開、さらに海外工場、ルノーの工場にも普及さ せたい考えだ。追浜工場では2直で1日あたの約1000台のクルマを生産している。これをすべて自動搬送システムで賄うためには、リーフと3基の台車がワ ンセットのものが7セット必要だと言う。人材難のドライバーの代替、コスト削減、化石燃料の使用を減らすことによるCO2削減などが目的。詳細はマガジンX2月号に掲載します。