スバル独自の運転支援システム「アイサイト」を搭載するインプレッサ、レガシィ、フォレスター、レヴォーグ/WRX S4が国土交通省とNASVA独立行政法人 自動車事故対策機構が実施する、2016年度予防安全性能アセスメントにおいて、最高ランクであるJNCAP「予防安全性能評価 ASV++」を獲得した。
2016年度予防安全性能アセスメントは、2015年度の評価対象となっている衝突被害軽減制動制御装置(AEBS)[対車両]、車線逸脱警報装置(LDWS)、後方視界情報提供装置に加え、道路横断中の歩行者を模擬したターゲットに時速10km/h~60km/hで車両を接近させ、警報及び被害軽減ブレーキの作動状況を評価するAEBS[対歩行者]の試験が実施され、新型インプレッサは68.9点、レガシィは68.0点、フォレスターは69.5点、レヴォーグ/WRX S4は68.5点の評価となり、試験車種全てで最高ランクの「予防安全性能評価 ASV++」を獲得。
スバル車は、これまでに実施された予防安全性能アセスメントにおいて、アイサイトを搭載するすべての車種が最高ランクを獲得しており、アイサイトを核とした予防安全性能の高さを実証。
2016年10月に発売した新型インプレッサでは全グレードにアイサイト(ver.3)を標準装備することに加え、万一の事故の際、歩行者の頭部への被害軽減を図る歩行者保護エアバッグも標準装備するなど、さらなる安全性能の追求に取り組んでいるという。
実際にインプレッサに同乗して予防安全性能テストを体感したが、歩行者の飛び出しに対してスムーズに自動停車するのが印象的だった。