フォルクスワーゲン(以下VW)が北米で生産&販売する「アトラス」の写真を公開した。
日本でアトラスと言えば日産のトラックが真っ先に思い浮かぶが、VWがリリースするアトラスはMQBプラットフォームに5037mm×1979mm×1768mmの大きなボディが組み合わされるSUVだ。北米で販売されるVW車の中で最大のボディサイズを誇る。
搭載エンジンは2L直4-TSI(238ps)と3.6L-VR6(280ps)の2タイプで、ともに8速ATを採用。駆動方式はFWDだが、VR6では4WDも選べる。
内装には最大7人が乗れるよう3列シートが備わっており、既存のトゥアレグと差別化。Apple CarPlayおよびAndroid Autoを介してアプリが操作できるCar-Netが用意されているほか、フェンダー社のプレミアムオーディオ(出力480W)も設定。
アトラスは北米向けパサートとともにテネシー州チャタヌーグ工場で組み立てられる。北米市場に導入された後、17年末にはロシアと中近東でも売り出される。