2016 FIMモトクロス世界選手権の最高峰クラスMXGP(450cc)において、ホンダ・レーシングの契約ライダーで、Team Honda Gariboldi Racing(チーム・ホンダ・ガリボルディー・レーシング)に所属するティム・ガイザーが、シリーズチャンピオンを獲得した。
ティム・ガイザーは、Hondaのワークスマシン「CRF450RW」を駆り、9月3日(土)にアメリカで開催された第17戦のレース1で4位、レース2を2位でゴールした。最終戦を残した時点だが、ランキング2位につける選手とのポイント差により、今シーズンのチャンピオンが決定した。
ティム・ガイザーは、スロベニア出身の19歳のライダーで、昨年MX2(250cc)クラスの世界チャンピオンを獲得。今シーズンは最高峰クラスにステップアップして、ルーキーイヤーでチャンピオン獲得を果たしたことになる。
【ティム・ガイザー・プロフィール】
生年月日 1996年9月9日
出身地 スロベニア
主な戦績 2009年 85cc ヨーロッパチャンピオン
2012年 125cc ヨーロッパ&世界チャンピオン、世界選手権 MX2デビュー
2013年 世界選手権 MX2 ランキング20位
2014年 世界選手権 MX2 ランキング5位
2015年 世界選手権 MX2 チャンピオン
2016年 世界選手権 MXGP チャンピオン
【Honda CRF450RWの概要】
エンジン形式 水冷・4ストローク・OHC・449.7cm3単気筒
フレーム形式 アルミ製ツインチューブ
タイヤ 前:21インチ 後:19インチ