8月25日に東京ビッグサイトで開催された新生NSXの報道発表会では6台が自走にて現れ、うち1台は八郷隆弘・社長が自らステアリングを握っていた。
八郷社長は「生活に役立つクルマと操る喜びが感じられるクルマ、この“両輪”を回していく必要がある」として高額スポーツカー導入の意義を説明した。また、日本本部長を務める執行役員の寺谷公良さんは「ホンダ・ブランドを磨いていくための重要なクルマ」として、量産車を売るためにも欠かせない存在であることを語った。
また、発表会に合わせて開発責任者のテッド・クラウスさんと生産責任者のクレメント・ズソーザさんがアメリカから来日。北米でNSXの開発と生産を行うにあたって、両人ともかつて日本で働いた経験が糧となった旨などをスピーチで述べた。