アウディが中国でトランスミッションの現地生産を始めた。
生産拠点となるのは、天津にあるVWATJ(フォルクスワーゲン・オートマチック・トランスミッション天津)。中国向けに開発されたロング・ホイールベースのA4-Lなどに搭載される7速Sトロニックが年間24万基、組み立てられる。
生産される変速機は2.0TFSIエンジンとともに用いられ、スポーティな走りと優れた燃費を実現。搭載車の一つとなる新型A4-Lは9月から販売が始まる予定だ。
なお、この工場はサステナビリティ(持続可能性)にも配慮しており、日光をうまく取り入れて照明に必要な電力を抑える工夫も施されているという。