『Cadillac Escala Concept』ぺブルピーチで初公開

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毎年恒例のペブルビーチ・コンクール・デレガンスが今週末開催されるカリフォルニアで、キャデラックのコンセプトカー「キャデラック エスカーラ コンセプト」が初公開された。このコンセプトカーのデビューにより、常に進化を続けるキャデラックのデザインや、今後の製品モデルラインナップに活かされていくクラフトマンシップ、テクノロジーの数々が明らかになった。

 

「キャデラック エスカーラ コンセプト」は、これからのキャデラックのデザインとテクノロジーに対する理念を明確化する1台であり、キャデラックが進める拡大路線を新たな段階へと導くという。

 

グローバル キャデラックの社長を務めるヨハン・デ・ナイシェン氏は、「エスカーラは、2つの明確な目的を持ったコンセプトモデルです。第1の目的は、キャデラック デザインの新たな方向性と、今後キャデラックモデルに搭載すべく現在開発しているテクノロジーを明確に示すこと。そして、第2の目的はキャデラックのラグジュアリーな世界観を確立し、プレミアムセグメントの頂点に再び戻る指標となること」と述べた。

 

「エスカーラは、コンセプトモデルですが、それだけでなく、キャデラックの品質を向上し続けるという思いが根底にあります。そして、ラグジュアリーセダンセグメントが拡大していけば、私達が現在計画している製品モデルのラインナップに、エスカーラが追加されることも十分にあり得ます」とデ・ナイシェン氏は続けた。

 

コンセプトモデルのエスカーラ(“スケール”を意味するスペイン語)は、最近発表された2016年モデルのキャデラックCT6よりも大きなボディを有した、さらに格上の存在感を持ち合わせた最高級セダンです。ここ最近では、ペブルビーチで発表したキャデラックのコンセプトモデル、シエル コンバーチブル(2011年)とエルミラージ クーペ(2013年)に続き、このエスカーラが3台目となるそうだ。

 

キャデラック エスカーラ コンセプト基本スペック

モデル キャデラック エスカーラ コンセプト
ボディ形式 4ドアフラッグシップセダン(リフトバックボディ)
全高 57.3 in / 1455 mm
全幅 76.7 in / 1948 mm
全長 210.5 in / 5347 mm
ホイールベース 127.1 in / 3228 mm
エンジン 4.2リッターV型8気筒ツインターボエンジン
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