スズキがインド・グジャラート州メーサナ地区に開校を進めている職業訓練校「マルチ・スズキJIM」は、経済産業省より「日本式ものづくり学校」の第1号として認定を受けた。
インド製造業の人材育成支援を目的とした日本式ものづくり学校(JIM:Japan-India Institute for Manufacturing)は、2016年11月11日に日印両政府によって合意された「ものづくり技能移転推進プログラム」の一環として実施するもので、「マルチ・スズキJIM」は2017年8月の開校を予定。
マルチ・スズキJIMはインドのITI職業訓練学校としてマルチ・スズキ社が最新の教育設備や人材を投入して運営する。自動車整備、ディーゼルエンジン整備、板金修理、塗装修理、溶接など8つのコースで実践的な訓練を行い、毎年約400名の卒業生を輩出する計画。
インドの人材育成に日本式のモノ作りが少しでも役に立てば幸いだ。