三菱自動車、アウトランダーを中国で現地生産開始

スポンサーリンク
carphoto_im_01

三菱自動車は、中国における日中合弁の車両生産・販売会社である広汽三菱汽車有限公司がアウトランダーの現地生産を、8月29日より開始すると発表した。

 

広汽三菱は、2012年9月に設立後、ASX(日本名:RVR)やパジェロスポーツを生産し、中国における生産・販売拠点として重要な役割を担ってた。今回、アウトランダーの現地生産開始により、中国自動車市場の中でも特に伸張著しいSUVの商品展開を強化し、販売拡大を図りたいという。

 

現地生産開始に先立ち開催された式典で白地副社長は、「今回生産・販売が開始されるアウトランダーは、三菱自動車の4WD技術を継承しつつ、都会的な外観・先進的な装備を備えたSUVとなっており、多くのお客様から高い評価を頂いております。このアウトランダーが、ASX、パジェロスポーツに加わることで広汽三菱はより強固なSUVラインナップを持つことになり、中国市場における地位を確実なものにすることが出来ると確信しています」と挨拶した。

 

世界の自動車市場を牽引する中国において、当社は今後も魅力的な商品を生産・販売し、多様化する市場のニーズに対応していくことで事業強化を図り、三菱自動車ブランドの確立・向上に取り組んでいくそうだ。

 

【 広汽三菱汽車有限公司の概要 】

設立/営業開始   2012年9月25日

所在地      中国 湖南省 長沙市

資本金      19.47億元 (広州汽車:50%、三菱自動車:30%、三菱商事:20%)

主要役員     董事長 (会長):盧 颯   総経理 (社長):友納 文隆

工場生産能力    13万台/年

工場敷地面積    約60ヘクタール

従業員数      約2,700名 (2016年7月末現在)

販売会社数     182社 (2016年7月末現在)

生産車種     ASX(日本名:RVR)、パジェロスポーツ

スポンサーリンク