24年秋にジープ初のBEVとして国内導入されたアベンジャーにHEVモデルの4xeハイブリッドが加わった。税込み価格は499.0万円から。

ステランティス・グループで実用化が進む1.2L直3ターボ&モーターが前輪を駆動し、後輪には減速比22.7:1のリデューサーによって1900Nm相当のトルクを発揮するモーターが設置されている。システム出力は145ps、WLTCモード燃費は19.0km/L。マイルドHEVながらモーター走行できる点が自慢で、市街地走行でエンジン停止率は50%以上を及ぶという(欧州仕様の実走行評価値)。
前後トルク配分は4つのモードに応じて最適化され、前輪がスリップした状態でも後輪モーターによって勾配20%の登坂路を登ることができる。また、リアバンパーにはフックが装備されており、他車のスタック時に強靭な牽引性能を活用することもできる。
高い渡河性能も備わっており、水深40cmの場所にも入っていける。フロントバンパーにはその高さを示すダックのアイコンが刻まれていて遊び心を感じさせる。ちなみにフロントバンパー下部はBEV版と形状が異なっていてアプローチアングルが2度拡大されている。キズの目立ちにくい材着仕上げだ。

499.0万円のUpland(アップランド)の単グレード展開ではあるが、サンルーフと18インチタイヤ&ホイールが装備されるスタイルパックも18万円アップの517.0万円で用意。ボディカラーは新色のコンクリート(グレー系)をはじめ、サン(イエロー系)、ボルケーノ(ブラック系)、スノー(ホワイト系)の計4色から選べる。



さらに、フードデカールやブラックルーフ、センターコンソールカバーなどが特別装備された509.0万円のローンチ・エディションもデビュー。こちらのボディカラーはスノーのみで、限定100台を販売。
報道発表会は強烈な風が吹く中、新宿歌舞伎町のシネシティ広場で行われ、新たにジープ・ブランドのアンバサダーに起用されたスノーボーダーの平野歩夢さんが登壇した。平野さんは「最初に買ったクルマがジープで、いまはラングラーに乗っている。これからもジープと一緒に歩んでいけるのは光栄で嬉しい」と語った。アベンジャーを前にして「都内でも運転しやすそうなコンパクトさがいい。狭い道でもラクに乗れそう」と印象を語った。
生誕85周年を迎えたジープは限定車のリリースだけでなく、さまざまなイベントとキャンペーンを展開していく予定だ。










