現行ハイエースは2004年に発表されてから20年以上が経過しており、熟成に熟成を重ね、歴代最長のモデルライフを更新していて“完熟状態”に達している。2019年には新世代版(300系)がデビューしたものの、全幅が2mに迫っていて国内の道路環境に合わず、海外専売にとどまっている。

そんな中、ジャパンモビリティショーに何の前触れもなくハイエース・コンセプトが出品された。商用バンと福祉車両の2台がお披露目され、KAYOIBAKOの拡大版を思わせるモダンなルックスが目を引いた。「ついに!」「いよいよ⁉︎」と世代交代に期待している人も多いに違いない。


十分な衝突安全性能を確保するために今後セミキャブ方式への転身は避けられない。コンセプトカーで示されたとおりだ。また、荷物を載せた状態でも十分なトラクションを得られるよう後輪駆動が踏襲されることは言うまでもない。じつは開発当初BEV化が前提だったが、世間で完全電動化が想定ほど進んでおらず、エンジン車の継続設定も検討されている。
ただ、モデルチェンジにあたって大きな課題がある。スクープ班が取材したところ、開発陣を悩ませているウラ事情、そして、すぐに世代交代が実現しない理由が見えた。いったい、どんな事情があって歴代最長のモデルライフはさらに更新されるのか。明日(12月25日)発売予定のマガジンX 2月号に掲載しているので、ぜひ書店や一部コンビニ、下記ウェブサイトから お買い求めください。
電子版:https://www.mag-x.com/shop/products/detail.php?product_id=380
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