新型MINIカントリーマンのオフィシャル写真が欧州で公開された。何より驚かされるのがそのサイズで、全長は20cmも伸びていてMINI史上最大のボディを有する。
全幅は30mm、ホイールベースは75mm延長されており、結果、オトナ5人がゆとりを持って乗れる居住性と十分なラゲッジスペースが確保されている。
リアシートは前後に130mmスライド可能で、4:2:4に分割されているのでスキー板などの長尺物も載せられる。また、リアシート前倒し時のラゲッジ容量は1309Lに達し、現行モデルより220Lも増えている。
装備面では電動ハッチゲート、荷室から車外向きに取り出してベンチ代わりに使えるボード、タッチスクリーン式インフォテイメント画面が目新しい。
パワートレインには1.5L直3ターボ(136hp/220Nm)、2L直4ターボ(192hp/280Nm)、2L直ディーゼルターボ(150hp/330Nmおよび190hp/400Nm)が用意されるほか、MINI初のプラグインHV「EカントリーマンALL4」もラインナップされる予定で、前出の1.5L直3ターボに88hpの電気モーターが組み合わされる。BMW・225xeアクティブツアラーと同じく、モーターはラゲッジ床下に搭載。
なお、実車は11月に開催される北米LAショーで初公開される。