メルセデスベンツGクラスがマイナーチェンジ。国内テストが続くEV版は まだ登場せず

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メルセデスベンツGクラスのマイナーチェンジ版が国内発表された。このクルマはマガジンXの読者投稿ページでも目撃談を度々お伝えしてきたが、今回デビューしたのはエンジン車のみで、同様に走行テストが繰り返し行われていたBEVバージョンは未発表だ。
税込み価格はG450dローンチ・エディションが2110.0万円、AMG-G63ローンチ・エディションが3080.0万円。
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エクステリアではフロントグリルに4本の水平ルーバーが用いられて表情がアップデートされた。また、Aピラーの形状変更、ルーフ前端へのリップスポイラー追加、フロアへの吸音材追加によって空力特性と静粛性アップを遂げている。
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コックピットのデザインは変わっていないが、タッチスクリーンのMBUXを新採用。デフロックのスイッチやステアリングホイールも新デザインに変わった。MBUXとは「ハイ、メルセデス」で起動する音声認識システムのことで、ナビの目的地入力や電話通話、空調の操作などが行える。さらに、ナビ画面に実際の景色が表示されて進行方向がわかりやすく示されるARナビも標準装備されている。
最初に販売されるローンチ・エディションはナッパレザーシート、ステアリングヒーター、温冷機能付きカップホルダー、ワイヤレス充電、Gクラスの初採用のキーレスゴー、ブルメスター3Dサラウンドオーディオなども標準化。
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G450dのパワートレインには20ps/200NmのISG(スターター兼ジェネレーター)と48Vシステムが組み込まれてマイルドHEV化。3L直6ディーゼルターボはマイナーチェンジ前のG400dと比べて37ps/50Nm増強されていて367ps/750Nmを発揮する。トランスミッションは9速ATだ。

AMG-G63は585ps/850Nmの4L-V8ツインターボを搭載。こちらにも20ps/200NmのISGと48Vシステムが用いられ、0→100km/h発進加速を4.4秒でこなす。電子制御の油圧式スタビライザーとダンパーによるアクティブライドコントロール、8つの走行モードに切り替えられるAMGダイナミックセレクトも備わっている。
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