来年度予算案が閣議決定された。注目の自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の積立金運用益の一般会計からの繰り戻し金額が40億3000万円となった。昨年度23億円、今年度37億円から積み増しされた。3年連続の増額が決まった。6000億円を超える貸し出し残からは、
正直言って十分という水準にはほど遠いが、被害者救済と加入者負担軽減の観点から、繰り戻しを継続して実施する流れは止めないで欲しいものだ。
写真は「あいの会」(左)と「自賠責保障制度を考える会」の赤羽国交大臣への陳情風景。【最終版】2019年コメント20191220
取材・文・写真/神領 貢