午前中の新型デイズ発表に続き、午後には三菱が新型eKをデビューさせた。税込み価格はeKワゴンが129万6000〜150万6600円、ダイナミックシールドが特徴的なeKクロスは141万4800〜176万5800円、月販目標台数(シリーズ全体)は4000台だ。
益子修CEOは新型eK投入に際して「(三菱自動車の)国内販売の54%が軽自動車、なかでもeKは牽引役で、2019年度は現状の1.5倍にあたる月販4000台をめざす。激戦区である軽自動車マーケットで三菱自動車らしさを訴求していく」との意気込みを語った。
今回のモデルはNMKVが企画し、開発は日産が主体となって行われたが、生産は引き続き三菱の水島製作所が請け負う。「2019年度は登録車と合わせて水島製作所で37万台を生産する計画。人手不足は日本全体の問題で、自動化を進めることが課題」として、自動化にどれだけ お金を注ぎ込めるかが解決策のキーとなる考えを示した。
また「安全や環境対策、コネクテッド技術など、クルマの開発にお金がかかる時代になった。(完成した商品が)いままでとは違うクルマであることを消費者に理解してもらう必要がある」として、新たな手法と内容の販売戦略が必要に迫られていることも語った。
なお、報道発表会にはCMに出演している竹内涼真さんも登壇。「eKクロスでドライブに行くなら、新東名を走ってみたい」「いろんな色があるけれど、やっぱり(イメージカラーの)イエローに乗りたい」「これから一緒に(eKを)盛り上げられたらいいなと思う」とコメントした。