(独自)国交省が封印前のオプションパーツ取り付けで規制緩和!!

スポンサーリンク

マガジンXが過去に「違法」として記事を掲載した封印前(新規登録前)のオプションパーツ取り付け。車検証上(型式指定上)のサイズ変更等が伴うオプションパーツの取り付けを行う場合、部品装着後に運輸支局の検査場(自動車技術総合機構)でいわゆる「持ち込み検査」が必要だった。

https://www.naltec.go.jp/faq/0004.html

これが2026年1月1日から撤廃される。メーカー系列ディーラーの納車整備段階で二度手間になっていた国の指定を受けている部品の封印前装着が年明けから簡素化される。なお、添付のとおり騒音・排ガス規制に影響するものや、一定の範囲を超える部品、また車高調整機能などスプリングからエアサスなどへの「改造」は規制緩和後も現車提示が求められる。

人手不足の今、整備現場で余分な手間を減らせる効果は大きいだろう。なお、ご存知の方も多いと思うが、平成7年(1995年)というから今から30年前、当時の日米協議を踏まえ、「新規登録後の一定範囲内の寸法の増加等の改造の場合は機構への現車提示が不要」が定められている。今回の規制緩和により、新規登録前後のオプションパーツ取り付けが一気通貫で認められることになる。業務効率が上がることの意味は大きい。

取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)

封印前にオプション取り付け可能封印前にオプション取り付け可能

 

 

https://www.naltec.go.jp/faq/0004.html

マガジンX
スポンサーリンク