トヨタ自動車の主力ミニバンである「ノア」と「ヴォクシー」について、一部ユーザーから「ブレーキ音が大きい」との指摘が出ています。この点についてトヨタ自動車広報部に確認しました。
⚫︎ノア・ヴォクシーのブレーキ関連について。
「低速走行時において、ブレーキパットがスムーズに移動しなかった場合にこの症状が発生する可能性があり、症状が出たお客様には、販売店にて対策品にて対応させて頂いております。
24年8月以降の生産車両については、対策を織込ませて頂いております。なおこの症状が出ても、ブレーキ性能が劣るということはございません」(広報部)。
⚫︎ノア・ヴォクシーのベアリング関連について。
「2022年1月生産立上がり初期の一部車種において、極低速走行時にキュッキュッと音が出る事象が発生する可能性があり、初期配車のお客様で不具合あったお客様には、販売店にてベアリング交換にて対応させて頂いております。22年12月以降の生産車両については、対策を織込ませて頂いております」(同)。
気になる人は販売会社に相談しましょう。
取材 文/神領貢(マガジンx編集長)
安全上は全く問題ありませんが、ブレーキ音が大きいとの指摘は承知しています。対策部品を用意しているので、気になる方は無償で部品交換します」とした。現状で、「市場措置は考えていない」(同)としました。
パッドの消耗や燃費に影響は無いのか気になるところではある。
取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)