プリウスPHVに新しくGグレードがラインナップされた。これまで最上級のZグレード一本で手が届きにくかったが、新グレードの投入で身近になったと言えよう。ちなみにGグレードの税込み価格は390.0万円で、既存のZグレード(460.0万円)より70万円も安い。
大きく異なるのは内装で、Zグレードに合皮シートと前席シートベンチレーションが採用されているのに対し、Gグレードはファブリックシートを起用。また、コネクトナビの画面サイズは12.3インチから8インチに縮小されている。このほか、運転席パワーシート、電動ハッチゲート、自動防眩ルームミラー、ワイヤレス充電、後席ヒーターダクト、nanoeXも省かれている。
外観ではPHV専用の19インチアルミホイールやダークスモークのリアコンビランプがZグレードと共有されているため、一見しただけでは気づきにくいかもしれない。ただ、ホイールアーチモールやリアバンパーガーニッシュはツヤありブラックではなく、素地ブラック仕上げに変わっている。
先進デバイスではフロントクロストラフィック警告、レーンチェンジアシスト、緊急時操舵支援、床下擬似透過表示モニター、アダプティブ・ハイビームなどがレス装備に。
このように省かれている品目を並べると相当な差がある。それでも70万円の価格差はインパクトが大きく、各アイテムが必要かどうか吟味してグレードを選べるようになった点は朗報だね。
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