現在オーダーがストップしている日産サクラとリーフが再発売される(サクラは12月22日発売。リーフは12月22日発表、来年1月16日発売)。これに合わせて価格が見直されることが判明したので、早出し公開する。
サクラの税込み価格は下記のとおりだ。
Sグレード:249万3700円(現行モデル比16万0600円高)
Xグレード:254万8700円(現行モデル比14万9600円高)
Gグレード:304万0400円(現行モデル比10万0100円高)
見てのとおり、最上級モデルは300万円を超える設定へと見直される。なお、仕様は変わらない。
一方、リーフの税込み価格は下記のとおりだ。
◆40kWhモデル
Xグレード:408万1000円(現行モデル比37万1800円高)
X-Vセレクション:431万8600円(現行モデル比37万1800円高)
Gグレード:444万8400円(現行モデル比37万1800円高)
◆60kWhモデル
e+ Xグレード:525万3600円(現行モデル比102万8500円高)
e+ Gグレード:583万4400円(現行モデル比102万8500円高)
このように40kWhモデルは約37万円、60kWhモデルは100万円以上(!)も値上がりする。しかも、これまで標準装備されてきた充電ケーブル(200V、7.5m)は6万6000円のオプションに変更されるため、初めてEVを買う人はさらに出費を強いられる。標準装備の時代に購入した既存ユーザーは下取り時にケーブルも一緒に差し出さなければ欠品扱いで減点されてしまうため、損得勘定が必要になるだろう。アリアとサクラはデビュー時から充電ケーブルがオプション扱いだったが、リーフもこれに追随することで日産のBEVは全車とも充電ケーブルが別売りになる。
日産は今年4月にリーフを一部改良した際、40kWhモデルを約11万円、60kWhモデルを約19万円 値下げしたが、今回の価格改定はそれを上回るレベルで上昇。4月以降、この期間に購入できたユーザーはラッキーだったわけだ。