「家族の相棒」がキーワードの新型シエンタ

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トヨタが新型シエンタを発表&発売した。税込み価格は195.0万〜310万8000円で、月販8300台をめざす。生産はトヨタ自動車東日本の宮城大衡工場が担当する。
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新型シエンタにはヤリスやアクアに採用済みのGA-Bプラットフォームが流用されているが、3列シート化に伴ってホイールベース延長と最適化。ガソリン車、ハイブリッド仕様ともに1.5L直3エンジンが用いられ、WLTCモード燃費はガソリン車が18.3km/L18.4km/L(トヨタより訂正があったため修正しました)、ハイブリッド仕様は28.8km/Lを達成している。
ハイブリッド仕様には低床設計に合わせた専用のニッケル水素バッテリーが使われている。一般的に駆動用バッテリーにはアクアで実用化されたバイポーラ型やリチウムイオン電池も存在するが、ニッケル水素バッテリーは大電流を流せるため重いクルマに最適で、用途(車種)に合わせて使い分けていくという。

外観ではベルトラインが水平に戻され、「シカクマル」をテーマにしてコーナー部が丸く設計されて取り回しの良さをアピール。保護感と機能性の高さを感じさせるプロテクションモールはマガジンXでスクープしたとおりだ。
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内装も水平基調にデザインされていて「シカクマル」で統一。収納スペースにはピクトグラムが刻まれ、カップホルダーなど機能部分には差し色が施されて遊び心を感じさせる雰囲気に仕上がっている。
1〜2列目シートの乗員間隔は80mm広がって1000mm(1m!)に達し、室内高も20mm増加。また、地上高330mmの低床設計をそのままに、スライドドアの開口部は上下方向に60mm広がった。
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快適性を高める天井サーキュレーター、スライドドア内蔵の巻き取り式サンシェード、床下に足をかざすだけで開け閉めできるハンズフリー電動スライドドア、ステアリングやペダルの操作を支援してくれるアドバンストパーク、安全デバイスのカメラを活用するドラレコも用意されている。
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sienta0468報道発表会は日差しの下、期間限定の「SIENTA DOG PARK」(東京都江東区の ららぽーと豊洲内に開設)で行われた。新型シエンタのテレビCMに犬が登場することに引っ掛けて、愛犬家の岩尾望さん、古畑星夏さん、重盛さと美さんが出席した。さらに岩尾さんは つくしくん、重森さんはタルトちゃんを連れて登壇し、愛犬と一緒に出かける醍醐味を語った。
「SIENTA DOG PARK」での体験の様子をSNSに投稿すると先着500名にオリジナルサコッシュがプレゼントされるほか、プロカメラマンによる愛犬の撮影会、自身の愛犬がプリントされたDOG in CARのパネルのプレゼントも実施。8月28日(日)まで連日10時から18時まで開催されている。
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