N-BOXの強さが衰えない。今春には7年連続で軽乗用車販売台数ナンバー1に輝き、不動の地位を獲得している。市場には「背高のKワゴンを買うなら、N-BOXを選んでおけば間違いない」という空気が定着しており、まさにウワサがウワサを呼ぶ“正のスパイラル”ができ上がっている。
一方で、そろそろ気になるのが次期3代目の存在だ。現行モデルは、まもなく登場から5年を迎える。先代と同程度のライフサイクルが想定されているなら23年にも一新されるはずだが、少し延命されて24年以降にズレ込む可能性が高まっている。
理由のひとつは、軽自動車事業を続けるか否か?の議論に時間が費やされたためだ。マガジンX 2019年2月号で独占スクープしたように、ホンダは地域特化商品の取捨選択を行った際に軽自動車事業も検討事案に含めた。結果的に存続を決めたが、軽トラ事業からは撤退した。
次期N-BOXは競争の激しいマーケットで競合車の追い上げをかわすため、新シリーズ追加でバリエーションが拡充される。明日(8月25日)発売のマガジンX 10月号(電子版と紙の雑誌をご用意しているほか、書店・一部コンビニでもお買い求めいただけます)では予想される新シリーズの姿と狙いを大胆予想。ぜひ手に取ってご覧ください。