レストア終わった伊藤かずえさんの初代シーマ披露

スポンサーリンク

4月下旬から行われていた女優・伊藤かずえさん所有の初代シーマのレストア作業が完了し、伊藤さんの誕生日である本日(12月7日)、リフレッシュした姿が披露された。

左から日産自動車マーケティング本部の松村眞衣子さん、オーテックジャパン生産技術・製造部の松木良晃さん、女優の伊藤かずえさん

左から日産自動車マーケティング本部の松村眞衣子さん、オーテックジャパン生産技術・製造部の松木良晃さん、女優の伊藤かずえさん

このプロジェクトは伊藤さんがSNSに1年点検の模様を投稿したことがキッカケとなり、日産社内で「何かできることはないか」と有志が集まって「日産からの感謝の想い」としてスタートした。
Cima_kazue

レストア作業を行ったオーテックジャパン生産技術・製造部の松木良晃さんは「もっとも困難だったのは、経年劣化した樹脂部品の着脱」「在庫のない部品はリフレッシュして再利用し、シート表皮はサプライヤーの協力を得て当時のものを再現した」「いまのクルマと比べて電子制御の部分が少なく、分解整備は行いやすかった」「センターピラーレスのため、ドアの建てつけが難しかった」と振り返った。
Cima_intCima_emblemCima_engineCima_under
Cima_seat
レストアのニュースを見て、同様に自分のクルマもリフレッシュさせたいと感じたユーザーも多いはずだが、日産自動車マーケティング本部の松村眞衣子さんは「NISMOで一部車種のパーツの復刻生産を行っているが、まだ課題もあるため展開車種を増やす予定はいまのところない」と、やや淋しい回答。

リフレッシュ作業を経たシーマを目の前にして伊藤さんは「キレイになりすぎて運転するのが怖い(笑)」「2022年はお墓参りを兼ねて福島や京都まで長距離ドライブに出かけたい」と話した。もしパールホワイトの初代シーマを見かけたら、手を振ってみよう(笑)。
なお、このシーマは12月8日から同22日まで東京・銀座の日産CROSSINGで見られるので、実車を眺めて当時の日産に想いを馳せるのもいいだろう。
Cima_frCima_rr

スポンサーリンク