赤羽国交大臣会見要旨。
GoToトラベル事業について。東京都として警戒レベルを一段階引き下げる、飲食店の営業時間短縮要請を取り下げることになった。10月1日から対象地域について、東京発着する旅行について、地域共通クーポン開始と同じ日から認めるよう分科会に諮る。
国道57号の復旧について。4年半ぶりにバイパスを設け南阿蘇村の不通部分が10月3日に開通する。43分かかっていた迂回ルートから10分に短縮される。
タクシーによる食料等運搬の取り扱いについて。9月30日までの特例措置としてきた。10月以降についても継続できるよう措置する。飲料食料について審査を簡素化する。
質疑応答。
GoToトラベルについて。
全国統一したルールで実施している。毎月の執行管理の中で必要があれば特別な対応も検討したい。予約済みの東京発着旅行については、予約の切り替えをお願いする。バスは換気の現状が知られていない。正しく伝えてサポートしたい。東京都からの要望は聞いている。しっかり対応したい。
赤羽大臣が就任一年。
昨年9月11日就任日は台風15号上陸直後、その後も台風が上陸してきた。首里城火災もあった。難問題連続の中で職員に感謝する。
防災減災、地方の活性化、高齢社会の対応を挙げた。それぞれ具体的ない取り組みを行った。
国交省の所管は幅広く、国民の生命に直結している。阪神淡路大震災で現場に足を運んだ。国会議員の動機だった。コロナ対応、激甚化対策を行う。記者クラブの皆様ありがとうございました。
ウポポイが明日で開業2ヶ月を迎える。
肝煎で取り組んできたが2度延期するなど難産だった。コロナ禍で入場制限した。1日あたり1425人。秋に向けて教育旅行の予約が5万人以上入っている。来場者からは満足の声が聞こえる。アイヌに対する新しい認識の機会になる。
タクシーによるデリバリー恒久化について。
地域クーポンに占めるのは観光地におけるタクシー。デリバリーは事業者の強い要望。
取材・文・写真/神領 貢(マガジンX編集長)