SCOOP!! トヨタ部品共販33社とタクティー合併後の新会社「トヨタモビリティパーツ」の経営体制固まる!!
今年4月に正式発足するトヨタモビリティパーツ。現在のトヨタ部品共販33社と部品用品卸しのタクティーが合併する新会社だ。新会社は従業員数9000人超の大所帯となる。
マガジンXでは3月号目次下とサイバーXで新社名と新会社の初代社長就任予定者をスクープした。そしてここにきて新会社の役員内定者が出揃ったのでお届けしたい。なお、トヨタモビリティパーツ発足についての正式発表は2月下旬が予定されている。
新会社の初代代表取締役社長には本誌がスクープしたとおり、現トヨタモビリティ東京代表取締役副会長の吉武一郎氏が就任する。このほか常勤取締役は4人。事業企画本部長には山崎信幸(現トヨタ部品東京共販社長)、物流本部長には池田裕幸(現トヨタ部品東北共販社長)、東京支社長に宇野充(現トヨタ部品愛知共販会長)、そして営業本部長は中本卓治(現トヨタ自動車国内営業部主査)の各氏が就任することになった。常勤監査役には現タクティー社長の新井範彦氏の就任が決まった。
非常勤取締役は四宮慶太朗(ネッツトヨタ神戸会長)、佐藤康彦(トヨタ自動車国内販売事業本部長)、山下利明(トヨタ自動車サービスパーツ物流部長)の3人、非常勤監査役に三輪一誠(トヨタ自動車収益関連事業部関連事業室長)が決まっている。
また、トヨタモビリティパーツでは、現在の地域会社の多くが新会社の支社に位置づけられる。各地域支社の多くは現在の地域会社の社長もしくは役員経験者が横滑りまたは昇格して支社長を務める。一部、現在の共販会社社長3人程度の退任が予定されている。
文/神領 貢(マガジンX編集長)