確報! 日野自動車、ポンチョクラスの ピュア電気バス 中根専務「やっていく!」

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確報!
日野自動車、ポンチョクラスの ピュア電気バス
中根専務「やっていく!」2020年発売か!?

日野自動車の今年度第1四半期決算は減収減益だった。売上高は4462億円、前年同期比4.5%減、営業利益は136億円、同28.7%減だった。
世界販売台数は4万2149台で同12.1%減だった。アジア市場が、同23.3%減と、落ち込みが激しかった。なお、通期の見通しは変えていない。

国内が顕著、インドネシアは経済、市場とも安定。7月に入って販売面で回復の兆しがあり、もう少し見極めたい。原価低減、採算改善、などを進めていく。世界販売台数については2Qまでに精査したい。

質疑応答。
Q アジア市場について。
A インドネシアは悪くはなっている。商談数増加、ファイナンス申請数増加が見えている。選挙が終わって政府関係の予算が執行されそう。収益的にも貢献する。
Q 米中摩擦の影響は?
A 具体的に何か影響してるものはない。特に中国経済の落ち込みにより、アジア全体に影響している。インドネシアは石炭関係の需要が上向きかけている。円高リスクも含めて注視する。
Q ピュア電気バスはやらないのか?
A 「ポンチョ」クラスのニーズは地方部、都市郊外部で高い。BEVの実証実験は数年前からやっている。情勢を見ながらやっていく。

と中根専務が話すので、「そんなことではBYDの後手を踏むのではないか?」と食い下がった。結局、時期こそ明言しなかったが、中根専務はしっかり「やっていく」と決意を示した。その後のぶら下がりでも話したが、記者の感触では、BYDが販売開始する2020年春には日野もポンチョクラスのバッテリーEVを発表することになりそうだ。秋の東京モーターショーでお披露目されるかもしれない。

https://www.hino.co.jp/poncho/

取材・文・写真/神領 貢(マガジンX編集長)

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