BMWがXファミリーの新しい一員となるX2を国内発表した。税込み価格は436.0万〜515.0万円。
機械式駐車場にも入庫できる4375mm×1825mm×1535mmのボディでは、下方が広い新キドニー・グリルやCピラーに配されたCIマーク、水平基調のリアコンビランプなどが特徴に挙げられる。
パワートレインはガソリンターボ2種類で、走行特性を変えられるモード切り替えが備わっている。ひとつは1.5L直3ターボ(140ps/22.4kg-m)&7速DCT、もうひとつは2L直4ターボ(192ps/28.6kg-m)&8速ATだ。
車線逸脱警報、衝突被害軽減ブレーキ、ストップ&ゴー機能付きクルーズコントロールといった安全デバイス、さまざまなオンラインサービスが受けられるコネクテッド・ドライブも装備されている。
X2のターゲット層について質問された輸入元のペーター・クロンシュナーブル社長は「国内だけでなく、グローバルで40歳以下の男女を狙っている」と回答。ちなみに、アクティブツアラーとグランツアラー投入でファミリー層のユーザーが増え、BMWオーナーのボリュームゾーンは現在45〜50歳にあるそうだ。
X2のデビューに際し、輸入元はBMWのブランド・フレンドに香取慎吾さんを起用した。都内で行われた記者会見に登場した香取さんは、クルマとの関係を問われて「自分の時間を持ちたい時に乗る。クルマの中は特別な空間」「遠くへ出かけた後、戻ってきた時に見える東京の景色が好き」と話した上で「ドライブする楽しさやリフレッシュする大切さを広めていきたい」との就任決意を表明した。クロンシュナーブル社長によると、香取さんを選んだのはX2のコンセプトと同じく、自らの道を切り開いて突き進んでいるからだという。