トヨタのFFセダンであるカムリがフルモデルチェンジ。税込み価格は329.4〜419.58万円、国内での月販目標台数は2400台だ。
パワートレインは新開発の2.5L直4ハイブリッド(システム出力211ps)で、JC08モード燃費は28.4〜33.4km/L。後輪サスペンションにはダブルウィッシュボーン式がおごられている。
トヨタ社内のミッドサイズ・ビークル・カンパニーで代表者を務めている吉田守孝さんはプレゼンテーションでTNGAによってデザインと走りを磨いたことを挙げて「セダン復権に取り組んでいきたい」と何度も繰り返した。
モデルチェンジを機にカムリはカローラ店専売から3チャンネル並売に変更されたが、これに関して村上秀一・常務は「国内でのカムリ保有台数は7万台だが、トヨタのセダン全体に視野を広げると250万台に達し、まだまだ需要はある。より多くのユーザーを獲得するために並売体制とし、4000店舗で扱うことになる」と説明した。
なお、発表会にはアンバサダーに任命されたテリー伊藤さんも駆けつけた。「実際に乗ってみてハイブリッドの走りの良さにビックリした。オトナがカッコよく乗れるクルマで、女性にも似合う。このクルマに乗って思い出作りをしてほしい」とコメントした。