ル・マン24時間 決勝、TOYOTA TS050 HYBRID #8号車が54位から追い上げ9位完走

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TOYOTA GAZOO Racingにとっての2017年ル・マン24時間は、苦難のレースに終わった。トヨタにとって1985年の初参戦以来通算19回目のル・マンへの挑戦は無念の終幕となった。

3台体制で臨んだレースだったが、深夜に#7号車と#9号車の2台を失い、#8号車もトラブルのため一時54位まで後退。後半戦、懸命に追い上げた#8号車は9位でチェッカーを受けた。優勝したのは、ポルシェ919ハイブリッド。

TOYOTA GAZOO Racingは、FIA世界選手権(WEC)の今季第1戦、第2戦を制し、ドライバーとマニュファクチャラーの両選手権をリードして第3戦となるル・マン24時間に臨んだ。

しかし、通常のWECシリーズの2倍のポイントが獲得出来る第3戦ル・マン24時間で上位入賞が果たせなかったことで、マニュファクチャラーズランキングではライバルに36.5ポイント、ドライバーズランキングでは#8号車のドライバーが#2号車のドライバーに対し、21ポイントのリードを許すこととなった。

ル・マンの規則では、リタイアした車両はレース終了までチームには返還されない。チームは車両が返還され次第直ちに#7号車と#9号車のトラブルとアクシデントの詳細な原因究明作業を行うという。

いままで好調だったTOYOTA GAZOO Racingは、今年こそル・マンで優勝する!と意気込んでいたために非常に残念な結果に終わってしまった。来年こそは優勝してもらいたいものだ。

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