エレコムは、超広角180度のワイドアングルで、より広い範囲の映像を記録できる超広角のドライブレコーダー3製品を4月中旬より新発売する。
カメラには高画質200万画素のCMOSセンサーを搭載し、対角180度(水平180度、垂直100度)でサイドミラーまで映る超広角レンズの採用により、交差する道路状況や横からの追突・割り込み事故もしっかりと記録する。また、撮影用のレンズは暗くてもより鮮明に撮影できるF値2.1を採用、夜間でもしっかりと映像を記録する。映像は高解像度なFull HD(1920×1080ピクセル)に対応しているので、ワイドアングルでも細かなところまで鮮明に記録することができる。マイクも内蔵するので、事故前後の車内での様子や会話も記録する。
本体に内蔵しているGセンサーが衝撃を検知すると、衝撃検知からさかのぼって10秒間と検知後50秒間の映像を自動的にイベントファイルとして保存。事故の影響でクルマのバッテリーから電力が供給されない場合でも、内部で蓄積していた電力で事故などの映像を記録できる「スーパーキャパシタ」も搭載。リチウムバッテリーのように発火の危険性がないのでデータ消失の心配がなく安全だ。GPSセンサーを搭載しているので自動的に正確な時刻の設定ができるほか、Windowsパソコン用の専用プレーヤーを利用することで、走行位置の特定や概算の速度表示も可能となっている。
一般向けのLVR-SDR220Fに加えて、法人向けには同一仕様のLVR-HDR220Fも用意。いずれもアクセサリーソケットに接続するだけですぐに使用できる。また、エンジン連動のアクセサリーソケットならエンジンのON/OFFに連動して録画の開始/終了を実行、本体横の電源スイッチでのON/OFFも可能だ。さらに法人向けには、車両のバッテリーに接続する電源直結タイプLVR-HDR225Fもあって、エンジン始動で録画を開始し、走行中は常に上書き録画、エンジン停止とともに録画を終了するタイプとなっている。
車内への取り付けは、両面テープまたは吸盤から選択でき、カーナビや地デジに影響をおよぼしにくいノイズ低減設計。交通事故時ドライブレコーダー買換補償金制度の対象製品となっている。
■超広角ワイドアングルドライブレコーダー
LVR-SDR220F
LVR-HDR220F(法人向けモデル)
LVR-HDR225F(法人向け電源直結モデル)
価格:オープン価格
エレコムホームページ www.elecom.co.jp
仕様(3モデル共通):
■電源電圧:DC+12V/24V
■消費電力(12V時):400mA
■撮影素子:CMOS200万画素
■画角:対角180°(水平180°/垂直100°)
■画面サイズ:2.4インチフルカラーTFT液晶
■記録メモリ:microSDカード Class10以上(4~32GB)
■記録方式:常時録画+イベント録画
■記録ファイル形式:AVI(H.264)
■記録解像度:1920×1080(1080p)、1280×720(720p)
■フレームレート:30fps
■Gセンサー:搭載(6段階)
■GPS:搭載
■音声録音:対応(ON/OFF設定可能)
■外形寸法:幅79.5×奥行32.5×高さ49.0 mm(突起部除く) ※取付ブラケット装着時:高さ130mm
■質量:約74g(本体のみ)
■動作温度:0~60℃
■対応OS(PC):Windows 10/8.1/7
■付属品:シガーチャージャー(給電用:4m ※LVR-HDR225Fには付属しない)、直結ケーブル(給電用:4m※LVR-HDR225Fのみに付属)、ブラケット(GPSモジュール含む)、SDカードアダプタ、microSDカード(16GB:Class10)、両面テープ(予備)、吸盤(簡易取付用)