三菱自動車、プラグインハイブリッドEV『アウトランダーPHEV』を一部改良

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三菱自動車は、プラグインハイブリッドEV『アウトランダーPHEV』にEV走行を優先させる新機能を採用したほか、「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA:Smartphone Link Display Audio]」の装備や、予防安全機能を向上させるなど一部改良を施した。

併せて、より上質な乗り心地と優れた操縦安定性、プレミアム感ある内外装を特長とした最上級グレード「S Edition」を新たに設定し、全国の系列販売会社を通じて販売を開始。車両本体のメーカー希望小売価格は3,659,472円~4,789,260円(消費税込)。

プラグインハイブリッドEVシステムの主な改良内容はいかのとおり。

高速道路の合流など加速時において、駆動用バッテリーからの電力供給をより持続させ、発電のためのエンジン始動を遅らせることで、今まで以上にEV走行を維持できるよう改良。

エンジン始動性を改良したことで、従来よりも素早く、モーターへ電力供給が可能となり、高速道路の追い越しなど、強い加速が必要な状況下での加速レスポンスを向上。

駆動用バッテリーの電力消費を抑える「バッテリーセーブモード」、充電する「バッテリーチャージモード」に加え、EV走行を優先させ、可能な限りエンジン始動を抑える「EVプライオリティモード」を新たに設定。

充電制御を改良し、約80%までの急速充電時間を約30分から約25分に短縮したことによって利便性を向上するとともに、時間課金制の充電器を使用した際の負担を軽減。

 

業績も回復基調を見せている三菱自動車。優れた商品を世に送り出して、順調に企業イメージを取り戻すことができるといいのだが。

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