マツダは、商用車『マツダ ファミリアバン』を一部改良して、全国のマツダの販売店を通じて発売した。
今回の一部改良では、歩行者検知可能なエマージェンシーブレーキやLDW(車線逸脱警報)などの安全装備を全車に標準化し、安全性能を高めた。また、フロントバンパーおよびグリルのデザインを一新するとともに、車内の使い勝手・収納力を向上させている点が特徴。メーカー希望小売価格は、消費税込みで1,574,640円から1,869,480円。
外観からわかるように、ファミリア版は日産からのOEM車。三菱からもランサーカーゴとして姉妹車が売られている。街中でチェックしていると、予想以上に日産ADバン以外の姉妹車が走っていることに気づくはずだ。
■「ファミリアバン」の主な変更点は以下のとおり
・エマージェンシーブレーキ、LDW(車線逸脱警報)、DSC&TCSといった安全装備を全車に標準化
・フロントバンパーおよびグリルの形状を変更。また、前後バンパーを、全車黒色で統一
・プライバシーにも配慮した、フタ付きのグローブボックスを採用
・センターコンソールに、大型カップホルダーを新設(2WD車のみ。4WD車にはトレイを採用)
・助手席シートバックパソコンテーブル(折畳式)を全車に標準装備