VW、コネクティビティへの理解促進と搭載車種の認知向上の強化活動開始

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フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、フォルクスワーゲンの最新デジタル通信技術によるモバイルオンラインサービス“Volkswagen Car-Ne”の理解促進と同機能を採用したモデルの認知向上を図るために、現在販売中の人気コンパクトカー「Golf Connect:ゴルフ コネクト」シリーズを前面に打ち出した告知及び認知向上活動を、今後、全国の新聞やインターネットなどを通じて行っていくという。

最新のVW車は、純正ラジオ“Composition Media”や純正ナビゲーション付インフォテイメントシステム“Discover Pro”にスマートフォンを接続したり、インターネット経由で簡単に“Volkswagen Car-Net”が提供する3つの機能を利用できる。“App-Connect”は、Apple CarPlay™、Google AndroidAuto™、MirrorLink™という3つの異なる通信プロトコルに対応することで、スマートフォンとの連携が容易にった。“e-Remote”は、PHEV専用の予約充電等の各種サービスを利用可能。

最新の“Guide&Inform)”機能では、12項目の各種オンライン情報(GoogleTM Street Viewなど)が得られるそうだ。こうした車載デジタル通信技術は、今後の電気自動車や自動運転の実現に、とても重要な役割を担う技術のひとつとして注目を集めている。

VGJ は現在、VW グループの「TOGETHER STRATEGY 2025」とVW 乗用車部門が掲げる「TRANSFORM2025+」という中長期戦略に則った活動を行う中で、これからの時代のクルマに求められる「インターネットとの連携」を強化したモデルの導入を積極的に行っている。現在では国内販売モデルの約9 割が“App-Connect“機能を搭載しており、5 割以上のモデルに“App-Connect”と“Guide&Inform”の双方が利用可能な“Discover Pro”を設定。

VGJ では、今後も“Volkswagen Car-Net”を利用できるモデルを順次、導入する予定で、2017 年の中盤には、ほぼ100%が「つながるクルマ=コネクテッドカ―」として、日本の顧客に、これまでにない快適なデジタルカーライフを提供できるようになるそうだ。このようにVW は、ダウンサイジングエンジンの普及に続き、クルマのデジタル化でも「技術の民主化」をリードしていくそうだ。

増々進むコネクテッドカー技術。クルマがより便利になるのはいいのだが、便利になり過ぎるのも考えもの。とくにプライベート空間として使用されるクルマが、他と容易に接続できる便利さには、その代償もあることをしっかり考えないといけない気がするが、考え過ぎだろうか。

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