TOYOTA GAZOO Racing、18年ぶりのWRC参戦へ準備完了

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TOYOTA GAZOO Racingは、1月19日(木)開幕のラリーモンテカルロで、いよいよ18年ぶりのFIA世界ラリー選手権(WRC)復帰の日を迎える。モータースポーツを通じて、もっといいクルマづくりを進めていくという理念のもと、復帰初年度を数多くの学びを得るためのシーズンと位置付け、初戦に臨むという。

4度のWRC王者であり、4度のモンテカルロ勝利経験を持つトミ・マキネンのリーダーシップのもと、世界屈指のラリードライバーであるヤリ-マティ・ラトバラ(10号車)と経験豊富なユホ・ハンニネン(11号車)がヤリスWRCのステアリングを握り、競合との厳しい競争の中で、クルマを鍛え、開発を積み重ねていく。

ラリー競技の発祥とも言われるラリーモンテカルロは、今年で通算85回目となる。また、2017年は、新世代WRカーによる新たな時代の幕開けともなる。

総ステージ走行距離約380kmのラリーモンテカルロは、最もトリッキーなラリーの1つと言えるだろう。天候と路面コンディションが変わりやすいため、タイヤ選択やクルマのセットアップが難しく、アイスノートクルー(ラリー直前の路面状況を報告する専門クルー)の情報が非常に重要になる。

1月19日(木)の18時11分、モナコのカジノ・モンテカルロ前の広場からスタートし、2つのナイトステージがアルプ・ド・オート地方で行われる。20日(金)は、イベント最長の約計160kmのステージが待ち構え、21日(土)にはギャップからモナコへと移動しながら5つの山岳ステージを競う。競技は1月22日(日)まで続き、15時にモナコの王宮前で表彰式が行われる。

スタートは間もなく。WRCでTOYOTAの文字が刻まれたマシンが疾走する姿はワクワクする。結果を期待したい。

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