本日、石井国交大臣は昨年の訪日客が2400万人を超えたことを明らかにした。また、自動運転開発を実験環境面からも後押ししていく考えを強調した。以下は石井大臣の話。
昨年の訪日客は2403万9000人。2400万人を超えた。ビザの緩和や消費税免税制度の拡充など大胆な施策をおこなった。2020年4000万人など新たな目標に向けて取り組んでいく。
日産が年内に国内で自動運転の実証実験を行うことを承知している。出発地から目的地まであらかじめ決まったルートを走る。運転者が同乗するので、特段の問題はないと思う。
デジタルマップ、責任の所在など課題の検討が必要。公共交通への活用など、実証実験を支援していく。
質疑応答。
訪日客の伸び率は一昨年が前年比47%、昨年は22%。引き続き堅調。今年も昨年の勢い維持したい。
観光庁の試算では、2015年ベースに15%ずつ伸びて行けば、2020年の目標は達成できるとしている。政府一体となって昨年の観光ビジョンに盛り込まれたものに取り組んでいく。各地の文化財、国立公園も積極的に開放していく。モデル地区での取り組み。
古民家の活用や再生、さらに観光産業をしっかり競争力をつけていく。トップレベルの経営人材を育てるため修士レベルの学科の設置など、戦略的にやっていきたい。外国人がストレスなく旅行できるような言語やバリアフリーも整備していく。クルーズ船2020年500万人訪日など、やれることはやる。
燃費不正について質問した。
燃費不正はあってはならない。様々な施策を講じたところ。これまで燃費の扱いが明確化されていなかった。与党の税調から指摘受けた。改正法案提出すべく検討している。
トランプ次期大統領の発言に関連して。
自動車メーカーが生産拠点をどこに置くかは、メーカーが考えること。
森田千葉県知事の発言に関連して。
国交省としては、用地取得が8割超えないと目標年次は出せない。森田千葉県知事のコメントについては、コメントできない。
羽田空港の発着枠拡大にともなって、横田空域を飛行するはなしがあるが?
私自身も把握していない。
会見が終わりました。