富士重工業の米国生産拠点であるSIAスバル オブ インディアナ オートモーティブ インクは、新たに北米向けインプレッサの生産を開始し、工場敷地内においてラインオフ式を実施した。
1989年9月に稼働を開始したSIAは、直近ではレガシィ、アウトバックの2車種を生産していたが、今回のインプレッサの追加により、3車種の生産工場となった。さらに、2018年には多人数SUVの生産を追加する予定だという。
スバルの最重点市場である北米市場での販売が好調に推移する中、SIAでは継続して能力増強投資を行っており、標準操業における生産能力を、2016年3月末218千台から2016年末には394千台、2018年度には436千台へ引き上げていく予定。
生産車は、主に米国、カナダで販売しており、2017年3月期のスバル生産台数は、過去最高の336千台(対前年比+42.3%)を計画しているそうだ。
現地生産が利益にどうつながるかも興味のあるところだ。