横浜ゴム、『IRC 2016 Kitakyushu「ゴム・エラストマー技術展」』に出展

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横浜ゴムは2016年10月25日から28日、福岡県北九州市の西日本総合展示場・新館で開催される『IRC 2016 Kitakyushu「ゴム・エラストマー技術展」』に出展する。また、「IRC 2016 Kitakyushu」は2016年10月24日から28日に隣接する北九州国際会議場で開催され、同会議では当社の南雲忠信代表取締役会長が10月25日の13時40分よりメインホールにて基調講演を行う予定。

 

「ゴム・エラストマー技術展」は、世界中のゴム・エラストマー分野の関係者が一堂に会す「IRC(International Rubber Conference=国際ゴム技術会議)2016 Kitakyushu」と併催される技術展示会で、ゴム・エラストマーの製品や技術に関連する企業、大学、研究機関などが出展する。同展示会は世界各国で順次開催されており、日本では11年ぶりの開催となるそうだ。

 

横浜ゴムは「環境技術」をテーマにタイヤ、ホース配管、工業資材の各種製品を幅広く展示するほか、バイオマス(生物資源)から合成ゴムの原料を合成する新技術を紹介するという。

 

タイヤ商品では国内タイヤラベリング制度で最高グレードの転がり抵抗性能「AAA」とウェットグリップ性能「a」を獲得した環境フラッグシップタイヤ「BluEarth-1 EF20」と優れたトータルバランスを実現した低燃費タイヤ「BluEarth-A」を展示予定。さらにタイヤ周辺の空気の流れをコントロールすることで車の燃費と安定性向上に貢献する「エアロダイナミクスタイヤ」を参考出展。

 

ホース配管では、燃料電池自動車向けの水素ガス充填用ホース「ibar HG」シリーズ、環境負荷が低い次世代冷媒「HFO-1234yf」に対応したカーエアコン用ホース「AC6B 11」を紹介する。工業資材では世界トップレベルの耐摩耗性を実現したコンベヤベルト「Tuftex α」や原油・石油製品の海上移送において高い信頼性を得ているマリンホースの模型を展示。

 

新技術ではバイオマスから合成ゴムの原料となるブタジエンおよびイソプレンを合成することに成功した2つの技術を紹介。同技術によって石油への依存度が低減でき二酸化炭素削減に貢献できるという。

 

素人では難解そうな専門技術展だが、実際に見てみると面白い発見がありそうだ。

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