SCOOP 西武バス運転士が勤務中に自らの下半身露出
「女子学生の驚く顔」スマホで撮影し自慰行為
今年4月21日、ゴールデンウィーク前のことだ。西武バス(東京都豊島区・塚田正敏社長)の路線バスの乗客(女子学生)から同社に苦情が入った。当該運転士は埼玉県大宮管区大宮営業所所属だ。
「卑猥な従業員が車内にいた」との内容だった。通報により同社担当者は当時の状況を車内に設置されているドラレコで確認した。当該運転士を仮にA運転手(仮称)としておく。
するとどうだろう。自らが運転する路線バス車内の前扉付近に私物のスマホを設置し、学生がバスに乗車する際に運転士が自らの下半身を露出し、女性が驚く様子を撮影している映像が写っていたのだ。
西武バスの社内調査に対して、Aは「女子学生の驚く姿をスマホで撮影したかった」と供述している。西武バスの担当者は苦情が寄せられた4月21日から過去5日間に遡って、Aのスマホを確認した。合わせて6件の下半身露出写真が確認された。
社内の事情聴取に対して、Aは「糖尿病の治療をしていて薬の副作用から性欲が増してしまう」と説明している。本日現在、賞罰委員会の懲戒内容は社内に通達されていないが、下記のコメントで西武バスが「元社員」と説明していることから懲罰的な処分により、Aは退職したことが窺い知れる。なお、警察は動いていない。
西武バス広報担当者は、「当社の元社員が職務中のバス車内で不適切行為をする事案が発生したことは、事実として確認しております。当該事案については、誠に遺憾であり、地域の皆さまをはじめ、関係者の皆さまにご迷惑・ご心配をおかけしたことについて、深くお詫び申し上上げます。なお、元社員の処遇は顧問弁護士に相談の上、社内規則に基づき厳正に対処いたしました」としている。
写真は西武バスウエブサイトより抜粋。
取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)