日車協連青年部会通常総会が開催される
培ってきた技術武器に世界に挑む!!
5月17日、名古屋市内で日本自動車車体整備協同組合(東京都千代田区・小倉龍一会長=JABRA、以下日車協連)における若手経営者の活動組織である青年部会の第24回通常総会が開催された。
総会には北海道から鹿児島まで全国29支部の代表者らが集った。支部は基本的に都道府県単位で設けられている。
冒頭、本総会を持って2年間の任期を終える小林洋介部会長は、「覚悟を持って未来を切り開いていく。(組合員には)特定整備資格の取得を促していく」と決意を語った。
来賓として出席した日車協連の小倉会長は、「30年近くほとんど上がらなかった工賃が( 損保との団交によって)上がった。ようやく(我々も)日の目を見た。今までやってきたことを疑い、(改めて)検証することが大切。(平成29年から実施されている)高度化車体整備技術講習の受講を促すことで、技術の向上を目指さなければならない。年間3000人を目標に受講してほしい。損保との団体交渉でも設備と技術を持っている事業者の工賃(指数対応単価)を上げるべきだと主張した」と板金塗装事業者の技術力向上の大切さを説いた。
総会では令和6年度収支報告ののち、今年度(令和7年度)の事業計画などが上程され、いずれも原案通り可決承認された。
標題写真は新部会長に就任した松本悟氏。