「人馬一体」を定量的に 紐解く鍵、それが「ヤクド」

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マツダの開発陣が大切にしていることに「躍度」がある。「ヤクド」と読むのだそうだ。ドライバーが運転する時には、アクセルを踏んで加速し、ブレーキを踏んで減速する。カーブやコーナーではステアリングを操作して旋回していく。「躍度」とは、ある加速度に達するまでの時間が長いか、短いかだと思えば良い。ヤクドが大きければ、「急」のつく運転をしている可能性が高いと思えば良いだろう。

今回は北海道剣淵試験場内と周辺の一般道を使って、「躍度」の小さい運転を人とクルマが一緒に行うことで、圧雪路やアイスバーンでも、仮に運転しにくい靴を履いていたり、服を着ていたとしても、安全マージンが大きく、同乗者が安心して乗っていられるスムーズな走りの大切さを実感できた。

躍度の小さい運転は一見、派手ではない。しかし、滑らかで余裕を持った運転をすることが、結果的に安全快適でしかも早く目的地につけるのだということを身をもって学んだ。

「ギューンと加速してギュッと止まる」から、「スムーズに加速してスーッと止まる」。マツダのクルマは乗り手の運転技能をも高めてくれる本質の高さを持っている。滑りやすい路面でしっかりグリップして走れる、クルマの限界をあらかじめ想定して運転できることの安心感は大きいぞ!!

詳細はマガジンX3月号に掲載します。

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